果たして「政争なのか?」 [随想的妄想]

<内閣不信任案>「被災地に目向けて」怒りとあきらめの声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00000086-mai-soci

多くの被災者の皆さんの生の声が載っています。
もちろん、毎日新聞のバイアスでスクリーニング済みですが。
本当の生の声はどこで聞くことが出来るんでしょうかね。

ともかく、この記事だけを見ると、
皆さんのご苦労や大変な被災生活が生々と伝わってきますが、
さて、では、内容は何を言っているのかなと見ると、
申し訳ありませんが、ただ「我々の生活を元通りにしてくれ」と言っているようにしか聞こえません。

確かに、社会を安定させ、また、国民の最大限の幸福のために
政府がしなければならないことは多いでしょう。
しかし、元の生活にもどせ!というのは少々大人として虫が良すぎる気がします。

あなた方は、ご自身のふるさとの歴史をご存じでしたか?
津波や地震のことを知っていましたか?
そのために最大限の予防的措置や政治的な活動をしていましたか?

日本は国民主権の民主国家です。
多くの国民の声で大きな政策を打つことでも出来たはずです。

今回の震災は大きく、また、注目を集めているから各自の声を拾って貰えますが、
無慈悲にも、また理不尽にも社会や国家から完全に見捨てられている人たちがたくさんいて、
明日の生活のめども立たずに困窮しる事実もあるのです。

日本には生活保護も、自己破産も、いろいろな生存権の手段があります。
まずは、陛下もおっしゃったように「雄々しく」自らの足で立ち上がることを第一に考えて貰いたいものです。

今日の内閣不信任決議の件を
ただ、「政争」だと「我々のことを考えろ!」と声高に叫んでいる人たちは、
一刻も早く自分たちの生活の面倒を見ろと主張しているようにしか見えません。
国民の多くは、日本の現状を憂い、政権に対する非難として同決議案を見たと思いたいです。
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